シンガポールでスクールバスの運転手や警備員に対して暴言を吐いたとして批判を受けていた香港の学校校長が、所属校から解雇されたことが明らかになった。
問題となったのは、シンガポールを訪れていた香港の学校関係者グループが、観光地でバスの乗降を巡り警備員や運転手と口論になった事案である。SNS上で拡散された動画には、校長とされる人物が大声で抗議する様子が映っており、香港とシンガポールの双方で大きな注目を集めた。
報道によると、校長は問題発覚後に辞任を申し出たが、学校側は自主退職ではなく懲戒処分としての解雇を決定した。学校側は声明で、「学校の評判を著しく損なった行為であり、教育者として求められる行動基準に反する」と説明している。
香港教育当局も事案を重く受け止めており、学校に対して詳細な報告を求めるとともに、必要に応じて追加対応を検討するとしている。
この騒動は5月に発生し、シンガポール国内では公共の場でのマナーや訪問者の行動について議論が広がった。SNS上では校長の行動を批判する声が多く寄せられた一方で、事実関係の詳細な確認を求める意見も見られた。
今回の解雇決定により、一連の問題は新たな局面を迎えたが、教育関係者の行動規範や海外訪問時のマナーについて改めて関心が高まっている。
香港校長、シンガポールでのバス騒動後に解雇 辞任申し出は受理されず
