シンガポールを訪れた外国人観光客の間で、「街中のゴミ箱が少ない」との声がSNSやオンライン掲示板で話題となっている。清潔な都市として知られるシンガポールだが、意外にもゴミの捨て場所に困るという旅行者が少なくないようだ。
観光客からは、「街は非常に清潔なのに、飲み終えたペットボトルや包装紙を捨てる場所がなかなか見つからない」「長時間持ち歩かなければならなかった」といった意見が投稿されている。特に観光地や市街地を徒歩で移動する旅行者から不満の声が上がっているという。
一方で、シンガポール在住者からは、「ショッピングモールやMRT駅、ホーカーセンター内にはゴミ箱が設置されている」「慣れれば場所が分かる」との反論も寄せられている。また、一部では2001年の米国同時多発テロ以降、安全対策の一環として公共空間のゴミ箱が減らされたことを指摘する声もあった。
シンガポールではポイ捨てに対して厳しい罰則が設けられており、初犯でも高額な罰金が科される可能性がある。そのため、多くの市民はゴミ箱が見つかるまでゴミを持ち歩くことに慣れている。
都市の清潔さを維持する一方で、利便性とのバランスをどう取るべきかについては意見が分かれている。SNS上では、「もっとゴミ箱を増やすべきだ」という声がある一方、「ゴミ箱が少なくても街が清潔なのは市民意識の高さの表れ」と評価する意見も見られた。
今回の議論は、世界有数の清潔な都市として評価されるシンガポールにおいて、観光客と住民の視点の違いを浮き彫りにする話題となっている。
「ゴミ箱が少ない」 観光客がシンガポールの街中環境に不満
