2026年6月3日
MBSで強盗事件 中国籍の男3人逮捕、上海行き航空機を引き返し拘束
シンガポール警察は6月1日、マリーナ・ベイ・サンズ(MBS)で発生した強盗傷害事件に関与した疑いで、中国籍の男3人(29~34歳)を逮捕したと発表した。容疑者らは事件後に上海行きの航空機へ搭乗していたが、警察の要請により航空機が出発ゲートへ戻され、拘束された。
警察によると、45歳の女性はメッセージアプリを通じて知り合った人物から外貨両替サービスを持ちかけられ、5万Sドル(約570万円)を外国通貨へ交換するため、指定されたベイフロント地区へ向かった。女性は子どもを伴ってホテルの一室へ案内され、現金を取り出した際に男らから首を押さえつけられるなどして現金を奪われたという。
その後、女性と子どもは客室のバルコニーに閉じ込められ、軽傷を負った。警察は午後7時頃に通報を受け、監視カメラ映像や現場周辺の捜査を進めた結果、容疑者らの身元を特定した。
捜査当局は約4時間後に容疑者らが搭乗していた上海行き航空機をチャンギ空港の搭乗ゲートへ戻させ、3人を逮捕。奪われたとみられる現金約5万Sドルも押収した。
シンガポールでは外国為替取引や投資話を装った詐欺・犯罪が増加しており、警察は見知らぬ相手との高額な現金取引を避けるよう注意を呼びかけている。また、外貨両替は認可を受けた金融機関や正規事業者を利用するよう市民に求めている。

