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ポケモンカードがシンガポールで投資対象に 2日間で取引額1億円超も

 5月2〜3日、シンガポール・エキスポのホール3で開催されたトレーディングカードイベント「Kyo Cards Con」に約1万人が来場し、約2,000㎡の会場に90超のブースが並んだ。
 
 開場から4時間で30万Sドル以上の取引が成立し、2日間の総取引額は100万Sドル(約1億1,000万円)に達した可能性があるとストレーツ・タイムズが記録した。会場では現金の束が公然とやり取りされ、5桁台のPayNow送金も行われた。
 
 取引の一例として、2002年製の日本版ポケモンカード「ゲンガー(初版ホロ)」がミント状態・専門機関鑑定済みで1万7,500Sドルで成立した。売り手の31歳男性は4ヵ月前に他カードとのトレードで入手しており、当時の現金換算額は9,000Sドル未満だったという。
 
 別の収集家は2025年6月に1万4,000Sドルで入手したピカチュウ・リザードンXカードが、その後約3万Sドルに倍増したと明かした。
 
 ポケモンカードをめぐっては詐欺被害も深刻で、2025年末以降、シンガポール国内で600件以上のeコマース詐欺が報告され、被害総額は少なくとも110万Sドルに上る。こうした状況を受け、シンガポール内務省(MHA)はトレーディングカードパックを規制対象とする方針を示しており、2026年半ばに詳細を発表する予定だ。