香港・屯門にある新会商業学校(San Wui Commercial Society Secondary School)の李卓興(リー・チョックヒン)校長が、シンガポールへの修学旅行中に警備員に対して暴言を吐いた動画がSNSで拡散し、即日停職処分となった。
事件は5月22日午後、生徒34人と教員6人を引率してシンガポール・ジュロンのSAFRAを訪れた際に発生した。ツアーバスが駐車禁止区域に停車したため、女性警備員2人が移動を求めたところ、李校長が「黙れ(shut up)」と怒鳴り、広東語で罵倒語を浴びせた。さらに警備員に対して顔をゆがめるなど侮辱的な態度を取り続けた。動画は5月23日にSNSに投稿され、香港内外で大きな批判を呼んだ。
シンガポール警察は通報を受け調査を開始。香港の教育局も「非常に懸念している」として学校側に詳細な経緯説明を文書で提出するよう求め、危機管理チームが設置された。
5月26日、学校の管理委員会は「専門職としての行動基準に達しなかった」として李校長を即日停職とし、できる限り早急に教育局へ報告書を提出するとした。学校側は保護者・生徒・教員に向けた説明文書の送付も表明。「教員の専門的行動規範への違反や学校の名誉を損なう行為があった場合、最大限の厳しさをもって対処する」としている。
香港の中学校長、シンガポールで警備員に暴言 即日停職処分に
