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リー・シェンロン上級相、中国訪問でスクート利用 「庶民的」とネットで好感集まる

 リー・シェンロン上級相が、中国・南寧訪問の際にLCC(格安航空会社)である Scoot(スクート)を利用していたことが話題となり、シンガポール国内で好意的な反応が広がっている。
 
 リー上級相は5月18日、自身のSNSにスクート機内で撮影した写真を投稿。「広西チワン族自治区・南寧に到着した」と報告し、現地視察や中国との協力強化への期待を語った。投稿写真には、窓側座席に座る様子や、客室乗務員との記念写真などが含まれていた。
 
 これに対し、SNS上では「元首相なのにスクートを利用しているのが親近感ある」「シンガポール航空のビジネスクラスではないのが意外」といったコメントが相次いだ。また、「スクートで十分なら自分たちも安心して利用できる」と好意的に受け止める声も見られた。
 
 一方、一部ネットユーザーからは、「シンガポール航空には南寧への直行便がないため、実務的な選択では」との指摘も出ている。現在、南寧への直行便はスクートが運航している。
 
 今回の中国訪問では、リー上級相は広西自治区や上海を訪問。中国とASEAN協力、中国・シンガポール間の物流・経済連携などについて意見交換を行った。特に「中国との関係を維持しつつ、シンガポール独自の立場を守る重要性」を強調している。
 
 また、訪問中には公園でしゃがみながら写真撮影する姿も話題となり、「74歳とは思えない体力」と称賛する投稿も広がった。
 
 SNS上では、「気取らないスタイルが好感持てる」という意見が多い一方、「実際には厳重警備だったのでは」と冷静に見る声も見られた。それでも、国家指導者経験者がLCCを利用したことは、多くのシンガポール人に親近感を与えたようである。