2026年5月21日
Meta、世界で約8,000人削減開始 シンガポールでも早朝に通知
米IT大手 Meta が、世界規模で約8,000人の人員削減を開始した。シンガポールでは午前4時頃に解雇通知メールが送られたとされ、SNS上で話題となっている。
今回の削減は、AI(人工知能)導入を軸とした「効率化(Efficiency)」戦略の一環である。Metaは近年、生成AIや広告技術への投資を拡大する一方、組織スリム化やコスト削減を進めている。
報道によると、対象となった従業員には深夜から早朝にかけてメール通知が送付された。シンガポールでも通知を受けた従業員がSNS上で状況を共有し、「突然アクセス停止された」「朝起きて解雇を知った」といった投稿が広がった。
MetaのCEOである Mark Zuckerberg は以前から、「AI時代に向けた組織再編」が必要であると説明しており、中間管理職削減や事業整理を進めている。特にバックオフィスやサポート部門で自動化が進むとみられている。
シンガポールはMetaのアジア地域拠点の一つであり、広告営業、コンテンツ管理、地域オペレーションなど多くの機能を担っている。そのため、今回の削減は当地IT業界にも一定の影響を与える可能性がある。
SNS上では、「AIで仕事がなくなる時代が現実になった」という不安の声がある一方、「IT業界の過剰採用調整は避けられない」と冷静に受け止める意見も見られた。
世界のIT業界では現在、AI投資拡大と同時に人員最適化が進んでおり、シンガポールでもホワイトカラー雇用構造の変化への関心が高まっている。

