2026年5月15日
東南アジア「外国人に優しい国」ランキング シンガポールは上位入らず
外国人居住者(エクスパット)にとって住みやすい国を調査した最新ランキングで、東南アジア4ヵ国が「外国人に最も友好的な国」として上位入りした一方、シンガポールはランキング対象国の中で上位に入らなかった。
今回紹介された調査は、海外移住支援大手 InterNations による「Expat Insider」調査を基にしたもの。ランキングでは、外国人との交流のしやすさ、現地で歓迎されていると感じるか、友人を作りやすいかなどが評価対象となっている。
東南アジアからは、タイ、ベトナム、フィリピン、インドネシア が「外国人に友好的」と評価された。特にタイやフィリピンは、「現地の人が親切」「友人関係を築きやすい」と高評価を受けた。
一方、シンガポール は、生活インフラや安全性、給与水準では高評価を維持しているものの、「現地コミュニティーに溶け込みにくい」「人間関係が表面的」と感じる外国人が一定数いると指摘された。また、生活費の高さや競争的な社会環境も、満足度低下の要因とされている。
シンガポールは長年、世界有数の外国人就労拠点として発展してきたが、近年は住宅価格上昇や生活コスト増加、外国人雇用を巡る社会的議論も続いている。そのため、「働くには良いが、定住先としては必ずしも温かく感じない」という声も一部で出ている。
SNS上では、「シンガポールは効率的だが人間関係がドライ」「仕事環境は最高」といった意見がある一方、「実際にはコミュニティー次第」との声も見られた。東南アジア各国の魅力や外国人受け入れ文化の違いに改めて注目が集まっている。

