シンガポール発の文具・ライフスタイルブランド PaperMarket が、約20年にわたる実店舗営業に幕を下ろすことが分かった。今後はオンライン販売を中心に事業を継続する方針である。
報道によると、同ブランドはスクラップブッキングやクラフト用品、デザイン文具などを扱い、クリエイティブ志向の顧客層から支持を集めてきた。店舗ではワークショップやコミュニティイベントも開催され、単なる小売店にとどまらない交流の場としても機能していた。
閉店の背景には、小売環境の変化がある。近年はオンラインショッピングの拡大や消費行動の変化により、実店舗の運営コストや集客面での課題が増していたとみられる。
同社は今後、オンラインチャネルを強化し、デジタルを通じた商品販売や顧客との関係構築に注力する方針である。一方、長年通った顧客からは「思い出の場所がなくなるのは寂しい」と惜しむ声も上がっている。
シンガポールの小売業界では、近年こうした実店舗の縮小やオンライン移行の動きが加速しており、ブランドの運営モデル転換が進んでいる。
PaperMarket、実店舗を閉店へ 20年の歴史に幕
