2026年4月2日
ヘイズでマスク・空気清浄機需要急増
シンガポールで最近発生している煙害(ヘイズ)の影響により、マスクや空気清浄機の需要が急増している。健康への懸念が高まり、消費行動にも変化が見られている。
報道によると、家電量販店では空気清浄機の販売がここ数週間で20%以上増加したほか、薬局ではマスクの需要が大幅に伸びている。店舗によっては来店客の20〜30%がマスク購入者となるなど、明確な需要増が確認されている。
背景には、空気中の煙の臭いや呼吸への不快感がある。市民からは「夜になると煙の臭いが強くなる」「咳や違和感がある」といった声が上がっており、家族の健康を守るために予防的な購入を行うケースが増えている。
また、屋内でも空気のこもりやすさを感じるとの声があり、窓を閉めても改善しないことから空気清浄機への関心が高まっている。問い合わせ件数も増加しており、家庭内の空気質改善ニーズが強まっている。
一方で、当局は現時点でシンガポールの空気質は概ね正常範囲にあるとしつつも、地域的な煙の影響には注意が必要としている。
今回の動きは、環境変化が消費行動に直結する典型例であり、健康意識の高まりとともに関連商品の需要が今後も拡大する可能性を示している。

