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職場の中国語中心文化に孤立感、「自国で外国人のよう」と訴え

 シンガポールで、職場の中国語中心のコミュニケーションにより孤立感を感じているとする労働者の投稿が注目を集めている。「自分の国にいながら外国人のように感じる」との訴えに、多くの共感が寄せられている。
 
 投稿者は、会議や日常会話が主に中国語で行われる環境において、英語を主言語とする自身が会話に十分参加できず、疎外感を抱いていると説明した。シンガポールは多言語社会であるものの、職場によっては特定言語に偏るケースもあると指摘されている。
 
 これに対しSNS上では、「同様の経験がある」「言語の壁は想像以上に大きい」といった声が広がる一方、「業務効率の観点から共通言語の徹底が必要」とする意見も見られた。
 
 専門家は、多文化社会においては言語の選択が職場の包摂性に大きく影響すると指摘する。共通言語としての英語を基本としつつ、多様性を尊重するバランスが重要であるとされる。
 
 今回の議論は、シンガポールの多民族・多言語社会における課題の一端を示している。効率性と包摂性の両立が、今後の職場環境における重要なテーマとなる。