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COE全カテゴリーで上昇。小型車は11万1,890Sドルに

 シンガポールの自動車所有権証書(COE)価格が最新入札で全カテゴリーにおいて上昇した。特に小型車向けのカテゴリーAは前回比3.4%上昇し、11万1,890Sドルとなった。
 
 その他のカテゴリーでも価格上昇が見られ、大型車向けのカテゴリーBや商用車、オープンカテゴリーも軒並み値上がりした。需要の高まりと供給の限られたCOE制度の特性が、価格上昇の主な要因とされる。
 
 市場では、新車購入需要の回復や企業の車両更新ニーズが引き続き強く、入札競争が激化している。また、将来的な供給量の不透明感も価格を押し上げる一因となっている。
 
 COE価格の上昇は車両購入コスト全体に直結するため、消費者にとっては大きな負担増となる。実際、小型車であっても総コストは15万Sドルを超えるケースが一般的となっており、自動車所有のハードルはさらに高まっている。
 
 今回の結果は、シンガポールにおける車両需要の底堅さを示す一方で、限られた供給の中で価格が上昇しやすい構造を改めて浮き彫りにしている。今後もCOE価格の動向は消費者および自動車市場全体に大きな影響を与えるとみられる。