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経済

2026年3月18日

豪ティーブランド「T2 Tea」、シンガポール全店舗を閉鎖へ

 オーストラリア発の高級ティーブランド「T2 Tea」が、シンガポール国内の全店舗を閉鎖することが明らかになった。対象となるのは313@Somerset、Suntec City、VivoCityの3店舗で、2026年3月25日をもって営業を終了する予定である。
 
 現地店舗ではすでに閉店セールが実施されており、商品は最大30%割引で販売されている。訪問時には棚の商品がほぼ売り切れるなど、閉店に向けた動きが進んでいる状況である。
 
 同社は1996年にメルボルンで創業し、2017年にシンガポールへ進出。紅茶やハーブティーなど100種類以上のブレンドを展開し、「シンガポール・ブレックファスト」など現地向け商品も開発してきた。
 
 一方で、今回の撤退理由は公表されておらず、店舗スタッフも詳細は不明としている。ただし同社は近年、事業再編を進めており、2023年には英国市場から撤退するなど、地域戦略の見直しが続いている。
 
 今後もオンライン販売は継続される見込みだが、約9年にわたり展開してきた実店舗事業は幕を閉じることになる。シンガポールの小売・外食市場では近年、複数ブランドの撤退が相次いでおり、競争環境の厳しさが改めて浮き彫りとなっている。

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