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ジョホールバル体験に変化、物価上昇とリンギ高が影響

 シンガポール人に人気のマレーシア・ジョホールバル(JB)での買い物や外食体験が、近年大きく変化している。物価上昇やリンギット高、越境消費の増加が背景にある。
 
 これまでシンガポール人にとってジョホールバルは、食事や買い物、美容サービスなどを安く利用できる場所として知られてきた。しかし最近は現地の物価が上昇し、さらにリンギットが強含んでいることから、以前ほどの価格差を感じにくくなっているという。
 
 特に人気のレストランやカフェでは価格が上昇しており、週末や祝日には多くのシンガポール人が訪れるため混雑も激しくなっている。また、美容や医療関連サービスの需要も高まり、価格が上がるケースも見られる。
 
 一方で、シンガポールと比べれば依然としてコストメリットがある分野も多く、食事やショッピング、レジャーを目的に訪れる人は多い。国境を越えた消費は、ジョホール州の経済にも大きく貢献している。
 
 専門家は、為替や物価の変化により、シンガポール人にとってのジョホールバルの魅力や利用スタイルが今後さらに変化していく可能性があると指摘している。