シンガポール政府は、人手不足への対応として、外国人のワークパーミット(労働許可証)保有者が就くことのできる職種を拡大する方針を示した。新たに8つの職種が対象に追加される予定である。
対象にはレストランのウェイターや航空会社の客室乗務員など、サービス業を中心とした職種が含まれる。これにより、企業はこれまでより幅広い業務で外国人労働者を雇用できるようになる。
政府は近年、観光業やサービス業の回復に伴い、現場の人手不足が深刻化していると指摘している。今回の制度変更は、企業の人材確保を支援し、経済活動の回復や成長を後押しすることが目的である。
一方で、政府は国内労働者の雇用機会とのバランスを維持する方針も示している。企業には引き続きシンガポール人の雇用や育成を優先することが求められ、外国人労働者の受け入れは補完的な役割として位置付けられる。
今回の措置は、労働市場の柔軟性を高めると同時に、慢性的な人手不足の解消を図る政策の一環とされている。
シンガポール、8職種を新たに外国人労働者に開放
