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政治

2026年2月27日

鎮静薬エトミデートの規制指定、4月30日まで延長

 シンガポール政府は、鎮静薬エトミデートを一時的にクラスC規制薬物として指定する措置を2026年4月30日まで延長した。医療用途以外での不適切使用や乱用への懸念が高まっていることが背景にある。
 
 エトミデートは本来、医療現場で麻酔導入時などに使用される鎮静薬であるが、近年は電子たばこ装置などを通じて吸引する不正使用が確認され、健康被害のリスクが指摘されている。当局は若年層を中心とした乱用拡大を防ぐ必要があるとしている。
 
 クラスC指定により、許可なく所持、販売、輸入、製造する行為は違法となり、違反者には刑事罰が科される可能性がある。医療用途での正当な使用は引き続き認められるが、厳格な管理の下で取り扱われる。
 
 政府は規制期間中に状況を評価し、恒久的な規制措置の必要性を検討する方針である。今回の延長は、薬物乱用防止と公衆衛生保護を目的とした予防的対応の一環と位置付けられている。

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