シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPDBS、新規受取人登録に12時間待機期間 送金上限は引き上げ

金融

2026年2月24日

DBS、新規受取人登録に12時間待機期間 送金上限は引き上げ

 シンガポールの大手銀行DBSは、不正送金対策の強化を目的として、新たな受取人を登録した際に12時間の待機期間(クーリング期間)を設ける措置を導入する。また同時に、顧客の利便性向上を図るため、1日の送金上限額を引き上げる。
 
 新制度では、利用者が新しい送金先を追加してから12時間は資金移動ができない仕組みとなり、詐欺被害時に資金流出を防ぐ時間的余裕を確保する狙いがある。オンライン詐欺やなりすまし被害の増加を受け、金融機関による安全対策の強化が求められている。
 
 一方、既存の受取人への送金や日常取引については影響を最小限に抑える設計となる見込みである。送金上限の引き上げは、企業取引や高額決済の利便性向上につながると期待されている。
 
 シンガポールでは金融詐欺対策として、多要素認証や送金制限、警告表示などの安全措置が段階的に強化されている。今回の対応は、セキュリティ強化と利用者利便性の両立を図る取り組みの一環である。

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