2026年2月17日
中国大使館、シンガポールで賭博回避を警告
在シンガポール中国大使館は2月14日、中国人男性がマリーナベイ・サンズ(MBS)のカジノで賭博を行った後に高所から飛び降り死亡したとされる事案を受け、海外での賭博を避けるよう自国民に注意喚起を行った。大使館は遺族への支援や葬儀手続きのサポートを進めているとしている。
発生時期などの詳細は公表されていないが、大使館は近年、賭博に関連する死亡事案を複数扱ってきたと説明した。旧正月期には渡航者の増加が見込まれることから、在留中国人および旅行者に対し、法令への理解を深め、賭博に近づかないよう厳粛に呼びかけた。
中国本土では賭博が禁止されており、海外で合法的に運営されるカジノであっても、中国人が関与した場合、違法とみなされる可能性があるとされる。特に賭博の主催や勧誘は刑事責任を問われる恐れがあり、違法行為に対しては領事保護を提供できないと強調した。
さらに大使館は、賭博は経済的破綻や家庭問題、犯罪被害など深刻な結果を招く可能性があると警告している。中国政府は越境賭博対策を強化しており、今回の注意喚起はその姿勢を改めて示すものとみられる。

