シンガポールの公共交通機関の運行情報に影響を与えていたバス到着予測システムの不具合について、85%の機能が1月28日朝までに復旧する見込みであると、シンガポール陸上交通庁(LTA)が明らかにした。すべての機能の完全回復は来週初め頃になる見通しだという。
同システムは、バスの位置情報や交通状況を解析し、利用者がリアルタイムで到着予想時刻を確認できる重要なサービスである。しかし、直近の技術トラブルで到着予測が不正確になる事象が発生し、LTAは昨年末にシステムの再設定を実施。一時的に表示機能を停止して原因究明と修正作業を進めていた。
今回の予測復旧計画では、まず主要路線の情報提供機能の復元が優先され、残る一部の路線については段階的にシステムが再稼働する。LTAは、一部の機能がまだ不安定な段階であるものの、多くのバス利用者が再び到着予測情報を参照できるようになるとしている。
利用者は、公式アプリや第三者提供の情報サービスを通じて運行情報を確認できるようになるが、全面回復までは引き続き実際の運行状況やバス停の掲示情報も併せて確認することを勧めている。LTAは、今回の事象が利用者に混乱をもたらしたことについて謝意を示し、今後のシステム信頼性向上に努めると述べた。
LTAはまた、再発防止策として監視体制の強化やシステム予備機能の整備、アルゴリズムの見直しを進める方針であり、同様の不具合が起きないよう、早期検知と対応力の強化を図るとしている。
今回のシステム落ち込みは、一時的に利用者のバス利用の利便性に影響を与えたが、ほぼ全面的な復旧見通しが示されたことで、日常的な移動計画の正常化が期待される。政府・交通当局は、情報提供と利用者支援を継続するとしている。
バス到着予測システム、1月28日までに85%復旧
