シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP初めての薬物使用後に悲劇、18歳と16歳の男女が死亡

社会

2026年1月22日

初めての薬物使用後に悲劇、18歳と16歳の男女が死亡

 シンガポールで、18歳の少年と16歳の少女が、初めて薬物を使用した後に死亡した。当局が捜査を進めており、薬物の入手経路や使用の経緯を詳しく調べている。
 
 警察の発表によると、両名は別々の場所で体調不良を訴え、その後死亡が確認された。現場や関係先からは違法薬物が押収されており、検視および科学鑑定を通じて死因の特定が進められている。現時点で、外部からの不審な関与を示す兆候は確認されていないという。
 
 捜査当局は、今回の事案が「初回使用であっても致命的な結果を招き得る」ことを示す深刻なケースだと位置づけ、若者への注意喚起を強めている。中央麻薬取締局は、薬物は成分や濃度が一定でなく、使用者の体調や環境によって重篤な反応が起きるリスクが高いと指摘する。
 
 教育関係者や専門家は、好奇心や同調圧力が初回使用の引き金になりやすいとし、家庭・学校・地域での早期の対話と予防教育の重要性を強調している。特に未成年者の場合、身体への影響が大きく、判断力も十分に成熟していないため、危険性が一層高まるという。
 
 当局は、薬物に関する情報や相談窓口の活用を呼びかけるとともに、違法薬物の所持・使用は重大な犯罪であると改めて強調した。今回の悲劇は、「一度だけでも安全ではない」という現実を社会に突き付けている。

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