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タイプーサム行列、2月1日は例年超の人出予想

 シンガポールで行われるヒンドゥー教の祭礼タイプーサムについて、当局は2月1日に例年を上回る参加者・見物客が見込まれるとして、周辺地域を通行するドライバーに対し、道路閉鎖エリアの回避を呼びかけている。
 
 タイプーサムは毎年、多くの信者が行列を組み、市内の主要道路を通過する大規模な宗教行事である。今年は週末開催となることや、近年の参加者増加傾向を背景に、混雑が一段と激しくなる可能性が高いとみられている。
 
 警察と陸上交通当局は、行列の安全確保と円滑な運営のため、早朝から段階的に道路を閉鎖し、交通規制を実施する予定である。規制は行列の進行に合わせて拡大・解除される見込みだが、長時間にわたり渋滞や大幅な迂回が発生する恐れがある。
 
 当局は、やむを得ず周辺を通行する場合は、事前に最新の交通情報を確認し、公共交通機関の利用や時間帯の調整を検討するよう勧告している。また、行列沿道では歩行者も増加するため、ドライバーに対しては速度を落とし、警備員や案内表示に従うことを求めている。
 
 タイプーサムはシンガポールの多文化社会を象徴する重要な宗教行事であり、毎年多くの市民や観光客が参加する。関係機関は、参加者の信仰と安全、そして一般交通への影響を最小限に抑えるため、警備と交通管理を強化する方針である。
 
 当局は、市民一人ひとりの理解と協力が、安全で円滑な行事運営の鍵になるとしている。