AsiaX

旧正月用お年玉紙幣の予約、1月27日から開始

 シンガポールで、旧正月(CNY)用の「紅包(ホンバオ)紙幣」の予約受付が1月27日から開始される。例年通り、金融機関のオンライン予約システムを通じて申し込みを受け付け、混雑緩和と利便性向上を図る。
 
 紅包紙幣は、新札や縁起の良い連番紙幣などが対象となり、家族や親族、知人への贈答用として旧正月前に高い需要がある。予約制の導入により、利用者は事前に希望の金額や受け取り支店、日時を指定でき、窓口での長時間待ちを避けられる仕組みである。
 
 今年も主要銀行が参加し、予約枠には上限が設けられる見通しだ。人気の高い日程や額面は早期に埋まる可能性があるため、当局と銀行は早めの予約を呼びかけている。予約後は、指定期間内に本人確認を行った上で受け取る必要があり、期限を過ぎると無効となる点に注意が必要である。
 
 金融機関は、キャッシュレス決済の普及が進む一方で、旧正月の伝統行事として現金需要は依然根強いと指摘する。特に年配層を中心に、実際の紙幣を用いた紅包文化が重視されているという。
 
 当局は、窓口混雑や現金管理の負担を抑えるため、オンライン予約の活用と分散受け取りへの協力を求めている。旧正月を前に、毎年恒例の紅包準備が本格化することになる。