日本の札幌からシンガポールへ向かっていたシンガポール航空(SIA)の旅客便が、出発後に引き返す事態となり、乗客が機内で数時間待機を余儀なくされた。運航上の問題が確認されたため、安全を最優先して引き返しを決定したという。
関係者によると、同便は離陸後、機体に関する技術的な確認が必要となり、札幌の空港へ戻った。着陸後も手続きや対応に時間を要し、乗客は機内で長時間待機する状況となった。SNS上では、疲労や不安を訴える声が相次いだ。
SIAは、乗客と乗務員の安全確保を最優先に判断したと説明し、遅延や不便を被った利用者に謝意を示した。航空業界では、異常が疑われた場合に引き返す判断は標準的な安全措置であり、長距離路線では影響が大きくなりやすいとされる。
同社は、代替便の手配や必要な支援を提供したとしているが、天候や空港運用の制約もあり、出発の再調整には時間を要した。今回の事案は、安全運航を優先する判断と、その際の地上対応の重要性を改めて浮き彫りにした。
SIAは今後、影響を受けた乗客への対応を継続するとしており、利用者には最新の運航情報の確認を呼びかけている。
札幌発シンガポール行きSIA便が引き返し
