AsiaX

ウッドランズ検問所行きバス内で口論が暴力に発展

 シンガポールとマレーシアを結ぶ陸路のウッドランズ検問所へ向かうバス車内で、乗客の男性2人が口論の末、通路で取っ組み合いになる騒動が発生した。原因は、乗車や移動時の順番抜かし(割り込み)を巡る疑惑とされる。
 
 目撃者やSNSに投稿された映像によると、混雑した車内で言い争いが起き、やがて通路付近で衝突に発展した。周囲の乗客や係員が仲裁に入り、事態は収束したが、通勤・帰省ラッシュが続く時間帯であったため、車内は一時緊張した雰囲気に包まれた。
 
 当局によると、重大なけが人は報告されておらず、詳細については確認を進めているという。バス事業者は、利用者に対し秩序ある行動と相互配慮を求めるとともに、混雑時は係員の指示に従うよう呼びかけた。
 
 旧正月期などの繁忙期には、国境を越える移動需要が急増し、検問所周辺や公共交通で混雑が常態化する。専門家は、混雑がストレスを高め、些細なトラブルが拡大しやすいと指摘する。順番待ちのルールを守ることと、問題が生じた際には係員に委ねることが、安全確保の観点から重要だという。
 
 今回の騒動は、国境通過時のマナーと混雑対策の重要性を改めて示す出来事となった。