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国境検問所で電子たばこ340点超を押収

 シンガポール入国管理局(ICA)は、1月5日から8日にかけて国内の検問所で、電子たばこ(eベイポライザー)および関連部品340点超を押収したと発表した。電子たばこはシンガポールで所持・輸入が禁止されており、当局は水際での取締りを一段と強化している。
 
 押収は陸路・空路の複数検問所で行われ、完成品のほか、カートリッジや部品類も含まれていた。ICAによると、短期間に大量の違反物が確認されたことは、需要の根強さと持ち込み手口の多様化を示しているという。違反品は検査時に発見され、関係者は関連法令に基づき調査対象となった。
 
 シンガポールでは、電子たばこの販売、所持、輸入が厳格に禁止されており、違反した場合は罰金や起訴の対象となる。近年は罰則の強化に伴い、当局が継続的に摘発を行っているが、旅行者や通勤者による持ち込み事例が後を絶たない。
 
 ICAは、渡航者に対し出入国前に禁止品目を必ず確認するよう注意喚起するとともに、検査体制の高度化を進める方針を示した。また、健康当局とも連携し、電子たばこの健康リスクや法的影響について周知を強化する。
 
 今回の押収は、国境管理の厳格化と公衆衛生保護の姿勢を改めて示すものとなった。当局は今後も、違法持ち込みの抑止と摘発を継続するとしている。