シンガポールのジュエル・チャンギ空港内にあるキャノピー・パーク(Canopy Park)で、6歳の男児が転倒し鼻の骨を骨折する事故が発生した。男児の保護者は、施設側に対しさらなる安全対策の強化を求めている。
保護者によると、男児は施設内のネット状の遊具付近で足を取られて転倒し、顔を強く打ったという。事故後、医療機関で診察を受けた結果、鼻骨骨折と診断された。幸い命に別状はなく、現在は回復に向かっているとされる。
キャノピー・パークは、ネット遊具や滑り台などを備えた家族向けの人気施設で、週末や休暇期間には多くの子ども連れでにぎわう。一方で、動き回る子どもが多い環境であることから、転倒や接触事故のリスクも指摘されてきた。
保護者は、「注意喚起の表示はあるが、子どもにとっては十分とは言えない」と述べ、床材やネット構造の見直し、スタッフの巡回強化、年齢別の利用制限など、具体的な改善を求めている。また、事故発生時の対応についても、より迅速で分かりやすい体制が必要だと訴えている。
施設運営側は、今回の件について把握しており、安全基準に基づいて施設を運営しているとした上で、必要に応じて利用環境や注意表示の見直しを検討するとしている。詳細な事故原因については、引き続き確認を進めているという。
この事故はSNS上でも議論を呼び、「親の監督も重要だが、公共施設として安全配慮を徹底すべきだ」といった声や、「子ども向け施設のリスクを再認識すべき」との意見が見られる。今回の出来事は、人気観光施設における子どもの安全確保と施設設計の在り方を改めて問いかけるものとなっている。
ジュエルのキャノピー・パークで転倒事故、6歳男児が鼻骨骨折
