2026年1月2日
年越しカウントダウンで警備強化、マリーナベイ周辺など立ち入り制限
シンガポール警察は、2026年の年越しカウントダウンに伴い、マリーナベイおよびカラン周辺の一部エリアへの立ち入りを制限したと発表した。大規模な人出が見込まれ、安全確保と群衆事故防止を目的とした措置である。
警察によると、12月31日夜から翌1月1日にかけて、マリーナベイ、カラン、ベイフロント周辺の3エリアで来場者が急増したため、混雑が一定水準を超えた地点については段階的にアクセスを遮断した。これにより、歩行者の流入が制限され、現場では警察官や補助警察官が誘導に当たった。
当局は、混雑状況に応じて柔軟に対応する方針を示しており、現地ではバリケード設置や一方通行の導線確保などの群衆管理措置が取られた。警察は「市民と観光客の安全を最優先とした判断である」と説明している。
また、警察は来場者に対し、公共交通機関の利用や、比較的混雑の少ない周辺エリアでの観覧を呼びかけた。マリーナベイ・サンズ周辺や主要MRT駅では一時的な入場制限が行われ、列車の利用にも影響が出た。
大きな事故やトラブルは報告されていないものの、一部では「突然立ち入りが制限された」「移動に時間がかかった」といった声も聞かれた。一方で、警察の迅速な対応を評価する意見も多く、安全確保への理解が示されている。
警察は今後も、祝祭イベントや大型行事の際には、群衆密度に応じたアクセス制御を実施する方針を示しており、市民には現場の指示に従うよう協力を求めている。


