シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPKLでつば吐き・ポイ捨て取り締まり強化、最大630Sドルの罰金

2026年1月1日

KLでつば吐き・ポイ捨て取り締まり強化、最大630Sドルの罰金

 マレーシアの首都クアラルンプール(KL)では、つば吐きやポイ捨てなどの迷惑行為に対する取り締まりが強化され、違反者には最大630Sドル(約6万8,000円)の罰金が科される可能性がある。市当局が観光地を中心に執行を強化する方針を示した。
 
 KL市役所によると、市内では清潔さや都市イメージの改善が課題となっており、特に観光客が多く集まるエリアでのマナー違反が問題視されてきた。今回の方針では、つば吐き、ゴミの投棄、路上へのごみ捨てなどを重点対象とし、摘発と罰金を通じて抑止効果を高める狙いである。
 
 違反行為は、既存の市条例に基づいて処罰され、内容によっては数百Sドル規模の罰金が科される。市当局は、単なる警告にとどまらず、実際に罰金を科すことで市民や観光客の意識改革を図るとしている。
 
 取り締まりは、ブキ・ビンタンやKLCC周辺などの観光ホットスポットで重点的に実施される予定で、監視員や執行官の配置を増やすほか、違反行為を確認次第、即時対応する方針だという。
 
 市当局は「清潔な都市環境は観光競争力の重要な要素である」と強調し、住民と訪問者の双方に対し、公共マナーの順守を呼びかけている。一方、市民からは「罰金だけでなく啓発活動も必要」との声も上がっており、今後は教育的取り組みとの両立が課題となりそうだ。
 
 KLの今回の措置は、都市の国際的イメージ向上を目的とした環境・マナー対策の一環であり、近隣諸国の都市政策にも影響を与える可能性がある。

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