シンガポール警察は、カンボジアを拠点とする詐欺グループに関与した疑いのあるマレーシア人の男を、ウッドランズ検問所で逮捕したと発表した。男はシンガポールへの入国を試みた際、シンガポール入国管理局(ICA)による審査で身柄を確保された。
警察によると、男は海外を拠点とする詐欺組織の一員として、詐欺行為や資金移動に関与していた疑いが持たれている。シンガポール当局は、外国の法執行機関と連携して捜査を進めており、今回の逮捕も国際協力の一環として行われたという。
男はカンボジアで活動する詐欺グループとつながりがあり、オンライン詐欺などを通じて被害者から金銭をだまし取っていた可能性がある。警察は、具体的な被害額や被害者の人数については引き続き調査中としている。
近年、カンボジアやミャンマーなどを拠点とする国際詐欺組織が、シンガポールを含む地域の住民を標的にした詐欺を行う事例が増加している。これを受け、シンガポール当局は国境管理を強化し、ウッドランズおよびトアスの検問所で不審な渡航者の摘発を進めている。
警察は、詐欺行為や資金洗浄に関与した場合、長期の懲役刑や高額な罰金が科される可能性があると警告している。また、市民に対しては、海外発の不審な投資話や連絡に警戒し、疑わしい場合は速やかに当局へ通報するよう呼びかけている。
今回の逮捕は、国際的な詐欺ネットワークの遮断に向けた取り組みの一環であり、当局は今後も越境犯罪への取り締まりを強化する方針である。
カンボジア拠点詐欺グループ関係者を逮捕、ウッドランズ検問所で身柄確保
