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高齢男性から現金強奪の疑い、男と10代少年を逮捕

 シンガポール警察は、高齢男性から現金を奪った疑いで、成人男性1人と10代の少年1人を逮捕したと発表した。事件は市内の公共エリアで発生し、被害者は突然現金を奪われたと通報していた。
 
 警察によると、被害に遭ったのは高齢の男性で、2人組に近づかれた後、所持していた現金を強引に奪われたという。被害男性に大きなけがはなかったが、精神的なショックを受けたとされている。通報を受けた警察は周辺の防犯カメラ映像や聞き込み調査を進め、容疑者の特定に至った。
 
 捜査の結果、警察は事件発生から短期間で成人男性と10代少年をそれぞれ逮捕した。2人は互いに面識があり、共謀して犯行に及んだ可能性があるとみられている。現在、警察は詳しい動機や役割分担について捜査を進めている。
 
 シンガポールでは、高齢者を狙った犯罪に対して特に厳しい姿勢が取られており、警察は「高齢者や弱い立場の人を標的にした犯罪は断じて容認しない」と強調している。強奪などの暴力犯罪で有罪となった場合、長期の懲役刑や鞭打ち刑が科される可能性もある。
 
 警察は市民に対し、人通りの少ない場所では周囲に注意を払うことや、不審な人物を見かけた場合は速やかに通報するよう呼びかけている。今回の事件は、世代を超えた犯罪関与という点でも社会的な関心を集めており、再発防止に向けた教育や地域での見守りの重要性が改めて指摘されている。