マレーシア・ジョホール州ラーキンターミナル付近で、正規運賃を超える料金を請求するタクシー客引き行為が横行しているとの報告がある。シンガポール人男性は週末夕方、ジョホールからシンガポールへ戻るタクシーを待っていたが、客引きが定められた運賃のRM120(約37.90Sドル)ではなく、客引き側が最大120Sドル(約RM380)といった約3倍の不当な料金を要求したとして、この問題を指摘した。
このRM120は、ジョホールのLarkin Terminal(ラーキンターミナル)からシンガポール市内のバン・サン・ストリート・ターミナル(Ban San Street Terminal)までの公式なタクシー運賃として知られているもので、乗客1人当たりに換算すると10Sドル未満になる計算だという。タクシーは最大4人まで乗車可能であり、この料金設定は既定のものである。
男性によれば、多くの正規タクシー運転手は公式運賃での乗客募集を行わず、客引きらしき人物が周囲で1人当たり15〜30Sドル程度と不当に高い額を提示していたという。客引きは「タクシーは無い」と主張しながら、乗客の宿泊先を聞き出し、シンガポール内の自宅まで送るといった口実で高額料金を取ろうとしていたとの証言がある。
この客引き行為により、当初の待ち時間は約3時間に達したという。待機中に後ろに並んでいたグループは、最終的に客引きの提示した60Sドル(約RM190)を支払い、バグイス地区のターミナルまで向かったという事例も報告された。男性は最終的に家族とともにバスで帰路についたと述べている。
このような不正な料金提示・客引きは、観光客や越境通勤者にとって大きな負担となりかねない。また、公式料金での正規サービスを利用するよう呼び掛けると同時に、必要に応じてシンガポールおよびマレーシア当局への報告や注意喚起が求められるとしている。
ジョホール〜シンガポール間でタクシー客引き、運賃を不正に高額請求の疑い
