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社会

2025年12月18日

シンガポール、12月末まで雷を伴うにわか雨が継続へ

 シンガポールでは、12月末まで雷を伴うにわか雨(thundery showers)が続く見通しである。シンガポール気象庁(MSS)が発表した最新の天候見通しによると、北東モンスーンの影響を受け、午後から夕方にかけて局地的に激しい雨と雷が発生しやすい状況が続くという。
 
 特に12月後半は、大気の不安定な状態が続き、短時間に強い雨が降る可能性が高いとされている。これにより、低地や排水能力の限られた地域では一時的な冠水や交通への影響が生じる恐れがあるとして、当局は注意を呼び掛けている。
 
 気温については、日中の最高気温は30度前後、最低気温は24度前後で推移する見込みで、平年並みかやや低めとなる可能性がある。雨の影響で体感温度が下がる一方、湿度は高い状態が続くとみられる。
 
 MSSは、屋外活動や年末行事を予定している人に対し、最新の天気予報や雷注意報を随時確認するよう勧告している。また、雷を伴う雨の際には、屋外での活動を控え、落雷の危険がある場所から離れるなど、安全対策を取る必要があるとしている。
 
 今回の予報は、シンガポールが毎年この時期に迎える雨季の特徴を反映したものであり、年末年始にかけても不安定な天候が続く可能性が高い。気象当局は今後も状況を注視し、必要に応じて追加の注意喚起を行う方針である。

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