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社会

2025年12月15日

水の料金巡り従業員を殴打 37歳男を逮捕

 パシリスのバーで、瓶入り水の価格をめぐって口論となり、従業員を殴るなどの暴行を加えたとして、37歳のシンガポール人男性が逮捕された。事件は2025年12月7日深夜に発生した。
 
 警察によると、男は会計時に水の料金が想定より高いと主張し、スタッフと口論に発展。その後、スタッフの頭部を拳で殴り、腹部を蹴るなどの暴行を加えたとされる。従業員はその場で負傷し、病院に搬送されたが命に別状はない。
 
 通報を受けた警察が現場に駆けつけ、男はその場で身柄を確保された。捜査の結果、男は暴行(Assault)容疑で起訴される見通しで、有罪になれば最大で懲役3年、罰金、または鞭打ちが科される可能性がある。
 
 事件は店内の防犯カメラ映像にも記録されており、証拠として提出される予定である。警察は声明で、サービス業従事者への暴力は決して許容されないと強調し、同様の行為を抑止するため厳正に対処するとした。
 
 地域住民からは「水の値段を理由に暴力をふるうのは理解できない」との声も上がっており、オンライン上でも非難のコメントが相次いでいる。警察は引き続き詳細を調査中である。

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