2025年12月11日
Apple Fitness+、12月15日からシンガポールで提供開始
米アップルが、フィットネス/ウェルネス向け動画配信サービス「Apple Fitness+」を2025年12月15日からシンガポールで提供開始すると発表した。これは、サービス開始から5年で最大規模となる拡大の一環であり、新たに28の国と地域で利用可能となる。
Appleによれば、Fitness+では筋力トレーニング、ヨガ、HIIT、ピラティス、ダンス、サイクリング、キックボクシング、メディテーションなど計12種類のワークアウトに対応。映像時間は5分から45分まで様々で、iPhone・iPad・Apple TVから視聴できる。
音楽面でもアップデートがある。全ワークアウトに新たにK-Popジャンルが追加され、世界ヒット曲をBGMにトレーニング可能となる。これにより、より楽しく、モチベーションを保ちやすい環境が整えられた。
料金は月額9.98Sドル、または年額79Sドル。最大5人までの家族共有が可能だ。対応条件としては、iPhone 8以降(iOS 16.1以上)またはApple Watch Series 3以降(watchOS 7.2以上)が必要である。
アップル担当者は「Apple デバイスとのシームレスな統合により、ユーザーの日常に健康習慣を根づかせたい」とコメント。ワークアウトの多様性や手軽さを強みに、家庭でも手軽に運動できる選択肢としての魅力をアピールしている。
シンガポールに住む人々にとって、ジムに行かずとも自宅で本格的なトレーニングが始められるこのサービス。機器を揃えれば、気軽に健康チャレンジを始められる選択肢になるだろう。


