マレーシア・ジョホールバル(JB)市が、2026年から無料の自動運転バスの運行を始めると発表した。これは観光振興イベントVisit Johor Year 2026(VJY2026)の一環で、市内の観光地などを巡る「市民/観光客向けの新モビリティサービス」と位置付けられている。
導入されるバスは定員20名程度の自動運転バスで、AI(人工知能)とセンサー、5Gなどの技術を使って走行する予定である。JB市議会(Johor Baru City Council, MBJB)は、既に調達プロセスに入っており、2026年前半の運行開始を目指しているという。コストはおよそRM80万(マレーシア・リンギ)と見込まれている。
運行ルートはまだ最終決定ではないが、「市の中心部を巡回し、観光名所や主要スポットをつなぐ予定」と説明されており、「街を回遊しやすく、観光客や住民が気軽に利用できる交通手段を提供したい」とMBJB側は意図を示している。
この取り組みは、JBで進む交通・インフラ整備の一環であり、近年進められてきた道路改善や、隣国シンガポールとの越境アクセス整備(例:Johor Bahru–Singapore Rapid Transit System(RTS))などと並ぶ、都市のスマート化戦略の一つとみられる。
現在、JBでは観光促進と住民の利便性向上を目的に、無料バスの提供や交通インフラ改善を複数進めており、今回の自動運転バス導入はその代表的な施策となる。初期段階では試験運行や限られたルート・時間帯での提供になる見込みだが、「JB訪問の足」として期待が高まっている。
ジョホールバルで2026年、自動運転バスの無料乗車スタートへ
