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シンガポール-マレーシア間長距離バス、Aerolineが運行再開

 シンガポールとマレーシアを結ぶ長距離バス運行会社Aerolineは、11月28日から運行を再開すると発表した。当初は12月初旬まで運休予定であったが、関係当局との調整が進み、再開が前倒しされた形である。
 
 同社は、認可されていない場所で乗降していたとして、マレーシアの公共交通当局から行政指導を受け、今月上旬より運休を余儀なくされていた。
 
 再開後は、シンガポールのHarbourFrontや、クアラルンプール市内の主要ホテルなどを結ぶ路線が順次復活する予定である。また、1 UtamaやSunway Pyramidなどのショッピングモール発着便も、移行措置として運行が再開される見通しである。
 
 ただし、当局は将来的に乗降地点を公式ターミナルに限定する方針を示しており、運行条件については今後変更される可能性がある。利用者にとっては利便性が回復する一方、運行体制の行方にも注目が集まっている。