シンガポール・タンジョンパガーの商業施設「100 AM Mall」内にある「MUJI」店舗(2023年4月開店)が、11月25日付で営業を終了することを公式に発表した。
店舗側は「事業戦略の一環として慎重な検討を経た決定」とコメントし、「長年のご愛顧に心より感謝いたします。どうぞ他のMUJI店舗およびCafe & Meal MUJIへお越しください」と顧客向けに謝意を示している。
同店舗は開店当初、シンガポール国内で11店舗目、かつ同ブランド20周年の節目にあたる店舗として、1,050㎡のリテールスペースに加え、70席収容の230㎡のカフェエリアを備えていた。
店舗閉店により、南部エリアに展開していたMUJIの全12店舗のうち、南部地区の“8店舗”体制に変化が生じることになる。
今回の閉店は、グローバルブランドの出店戦略の見直しを反映するもので、店舗運営の効率化・顧客動線の最適化・立地条件再評価といった要因が背景にあるとみられる。顧客側には、同店舗で購入した商品・サービスに関して、他店舗での対応可否やオンラインショップの利用など、今後の代替手段を確認しておくことが望ましい。
「MUJI」100 AM店が閉店へ
