シンガポール警察は、リトル・インディア地区の酒類販売店13店舗が酒類販売および消費に関する規定に違反した疑いで捜査を受けていると10月27日に発表した。捜査は、10月5日から20日にかけて実施された取締りの結果によるものである。
リトル・インディアは「酒類規制区域(Liquor Control Zone)」に指定されており、営業可能時間は平日が午前7時から午後10時30分まで、土日・祝日および祝前日は午前7時から午後7時までと定められている。
捜査対象となっている店舗は、ノリス・ロード、カフ・ロード、アッパー・ウェルド・ロード、ダンロップ・ストリート、チャンダー・ロード、ヴィーラサミー・ロード、バッファロー・ロード、ロウェル・ロードに所在する。
そのうち1店舗は販売スペースの一部を即席の飲酒スペースとして使用していた疑いがあり、さらに3店舗は有効な販売許可を持たずに酒類を供給していたとみられる。残る9店舗は、規定の営業時間を超えて営業していた疑いで調査中である。
無許可での酒類販売は最高20,000Sドルの罰金が科され、再犯の場合は同額の罰金または最長3ヵ月の禁錮、あるいはその両方が科される可能性がある。営業時間違反の場合も、有罪となれば最高10,000Sドルの罰金が科される。
リトル・インディアの酒類販売店13店が規制違反で捜査対象に
