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社会

2025年10月17日

10月後半もシンガポール各地で雷雨続く見込み

 シンガポール気象局(Meteorological Service Singapore)は10月16日、月末まで島内全域で午後の雷雨が続く見通しであると発表した。局地的な激しい雨の日には、気温が23度まで下がる可能性があるという。
 
 気象局によると、現在の季節間モンスーン(インターモンスーン)期の気象条件が10月下旬まで継続する見込みで、風向きは弱く変動が大きい状態が続くとみられる。また、一部の日ではスマトラスコール(Sumatra squalls)と呼ばれるスマトラ島方面からの雷雨と突風が、未明から朝方にかけて広範囲に発生する可能性がある。
 
 10月後半の降水量は島の多くで平年を上回る見通しで、最高気温は32〜34度の日が多いと予想される。雨天時は最低気温が23度前後に下がる日もあるという。
 
 同局がまとめた10月前半の天候レビューによると、6月以降南東〜南西から吹いていた低層風が弱まり、不安定な風向に変化した。10月前半はほぼ毎日、午後を中心に局地的な雷雨が観測されている。
 
 この期間に最も多い1日あたりの降水量は92.8ミリで、10月3日にサンセット・ウェイ(Sunset Way)周辺で記録された。一方で、島全体の平均降水量は平年を下回り、ベドック・ノース周辺では67%少なく、逆にジュロン地区では39%多かったという。
 
 また、10月前半には最高気温34度以上の日が5日間あり、最も高かったのは10月5日のチョアチューカンで35.2度。期間中の最高気温は31.7〜35.2度の範囲だったとしている。

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