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ブティックホテル「Mama Shelter」シンガポール初進出

 フランス発のブティックホテルブランド「Mama Shelter」が9月23日、シンガポール・キリーニロードにアジア初となる施設を開業する。サマセット駅やオーチャードから徒歩5分の立地で、7階建て全115室を備える。
 
 2008年に元クラブメッド社長のセルジュ・トリガノ氏と息子2人が創業し、現在世界19カ所で展開。シンガポールでは15㎡のエントリーレベル客室を1泊190Sドル(朝食付き、8月31日までの予約)から提供し、その後は240Sドルからとなる。約半数の客室には同ブランドでは珍しい専用テラスが付く。
 
 館内はパリのストリートアーティストによる天井画やヒョウ柄ソファなど個性的なデザインで、地元住民も集う活気ある空間を目指す。ルーフトッププールにはHDB団地のチェステーブルを模した水中設備も設置。週末にはライブ音楽やブランチイベントを開催し、ローカルと旅行者双方に開かれた交流の場を提供するという。