2025年6月23日、シンガポール・チャンギ空港でトランジット中だったアメリカ国籍の夫婦が、約750Sドル相当の高級ブランド品と香水を万引きし、搭乗直前に逮捕された。
歯科医のカパディア・フセイン・ゾヘル(35)は、同空港第1ターミナルのルイ・ヴィトン店舗で約600Sドルのカードホルダーを万引き。続けて第3ターミナルのThe Shilla(化粧品・香水販売店)で約160Sドルのディオールの香水を盗んだ。
その際、妻のカパディア・アマトゥラ(30、エンジニア)は見張り役を務めた。夫妻はムンバイ行きの便に搭乗したが、離陸前に警察が機内で身柄を確保した。
8月4日、夫は窃盗罪で18日間、妻は1週間の実刑判決を受けた。
検察によると、夫は「浪費癖があり、支払うつもりがなかった」と供述している。両方の盗品は発見され、店舗に返却済み。
シンガポール法では、窃盗罪1件あたり最大7年の懲役および罰金が科される可能性がある。
トランジット中に高級品窃盗、米国人歯科医とエンジニアの妻に実刑判決
