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社会

2025年8月4日

8月前半は雷雨の予報

 シンガポール気象庁は8月1日、8月前半の2週間にわたり、島内各地で雷雨が発生する見込みであると発表した。特に午前遅くから午後にかけて雨が降る日が多くなるとされ、早朝にはスマトラ・スクオール(インドネシア西部から吹き込む強風)による強風も予想されている。
 
 季節は引き続き南西モンスーン期にあり、風は主に南東または南西から吹き込む。気温は概ね日中で32~34度まで上がると見られる。
 
 7月後半は概ね晴れて暑い日が続いたが、一部日では雷雨も発生。7月17日と18日にはアドミラルティおよびパヤレバでそれぞれ34.9度を記録し、最高気温を観測した。
 
 また、夜間も気温が高く、東部・南部・西部では最低気温が27度を下回らない蒸し暑い夜が続いた。降水量は多くの地域で平年を下回り、パヤレバでは平年比83%減となった。
 
 7月30日には風の収束によって広範囲で雷雨が発生し、ローワー・ピアス貯水池ではその日1日で88.4ミリの降雨が記録され、7月後半としては最多となった。
 
 気象庁は引き続き、外出時には傘を携帯し、突発的な天候の変化に注意するよう呼びかけている。

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