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ブリスベン発シンガポール行きSIA便、技術的問題でパースに緊急着陸

 シンガポール航空(SIA)のブリスベン発チャンギ空港行きフライトSQ246便が、飛行中の技術的問題により7月8日早朝、オーストラリア・パースへ目的地を変更し、緊急着陸した。
 
 SQ246便は7月7日夜にブリスベン空港を出発し、当初は翌朝5時45分にシンガポール到着予定であった。飛行追跡サイトFlightradar24によると、同便はオーストラリア東岸のブリスベンを離陸後、北西部のブルーム方面に向かった後、進路を南に変更した。
 
 SIAの発表によれば、使用機はエアバスA350-900で、飛行中に技術的な問題が発生したが、現地時間7月8日午前4時58分、無事にパースに着陸。機内には乗客272人と乗員15人が搭乗していた。
 
 機体には部品交換と修理時間が必要だったと、オーストラリアのメディア「The West Australian」がSIA広報の話として伝えている。待機中の乗客には食事と飲み物が提供されたという。
 
 代替機はフライト番号をSQ9224に変更し、同日午後4時40分ごろパースを出発、午後9時40分頃にシンガポールに到着予定とされた。
 
 SIAは「影響を受けた乗客には、必要に応じてシンガポールでの接続便の再手配や宿泊施設を提供しており、深くお詫び申し上げます」とコメントした。