シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOPシンガポール航空、12月に東京便を一日6便に増便

日系企業・社会

2025年5月20日

シンガポール航空、12月に東京便を一日6便に増便

 シンガポール航空(SIA)は、2025年12月の期間限定で、東京(羽田・成田)への直行便を現在の1日5便から6便に増便する計画を発表した。これは、年末年始にかけての旅行需要の急増を見据えた対応であり、利用者の利便性向上を目的としている。
 
 増便される第6便は、シンガポールを午後出発し、羽田に深夜到着するスケジュールで運航される見込みである。この時間帯の設定により、乗客は日本国内での早朝移動が可能となり、国内線への接続にも利便性が高まるとされている。
 
 また、この増便に伴い、ビジネスクラスを含む特典航空券の空席枠も拡大されると見られ、SIAのマイレージ会員にとっても利用機会が増えることになる。同社は、国際的な航空需要の回復とともに、柔軟な運航体制で需要に応える姿勢を示している。
 
 今回の措置は一時的なものではあるが、将来的な定期増便の可能性を探る布石ともなり得る。シンガポール航空は、アジアと日本を結ぶ主要航空会社としての地位をより強固なものにしようとしている。

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