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社会

2025年5月2日

5月上旬も雷雨続く見通し 傘の携帯を呼びかけ

 シンガポール気象局は4月30日、5月前半も雷雨を伴う不安定な天候が続く見込みであると発表した。これは引き続き「中間季モンスーン(インターモンスーン)」の影響によるもので、島内の一部地域では午後に雷雨が発生する日があるという。
 
 インターモンスーン期間中は、風向きが不安定で落雷の発生頻度も高くなる。さらに一部の朝にはスマトラスコール(スマトラ島方面からの突風を伴う雷雨)が広範囲に影響を及ぼす可能性もある。
 
 日中の最高気温はほとんどの日で摂氏34度前後となり、日によっては35度に達する見込みである。
 
 4月後半のシンガポールでは、多くの日で中〜強い雨が観測された。特に4月20日には全域で激しい雷雨が発生し、ブキティマでは1日で113.6ミリの降水量を記録。これは4月後半における最多降雨量であり、同地域の平均降水量の110%を上回る量であった。
 
 また、同時期は気温も高く、11日間で日中の最高気温が摂氏34度を超えた。中でもアドミラルティでは4月25日に36度を記録し、今季の最高気温となった。
 
 気象局は、こまめな天気情報の確認と熱中症や突風への注意を呼びかけている。最新情報は、www.weather.gov.sg、www.nea.gov.sgまたは「myENV」アプリで確認できる。

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