シンガポール2XUラン大会で23歳男性死亡

　4月27日、シンガポールで開催された2XUコンプレッションランに参加していた23歳の男性が死亡した。警察によると、午前6時25分頃、ラッフルズ・アベニュー沿いで救助要請を受け、現場で意識不明の状態だった男性を病院に搬送したが、死亡が確認された。初期調査では事件性はないと見られており、警察は現在も捜査を続けている。
 
　大会主催者は同日、SNSを通じ「今朝の2XUコンプレッションランにおいて、参加者の一人が亡くなったことに深い悲しみを覚える。ご家族とご友人に心よりお悔やみを申し上げる。現在警察の捜査中のため、詳細は差し控える」とコメントを発表した。主催者への取材も行われているが、現時点で追加の情報はない。
 
　大会はF1ピットビルディングをスタート地点とし、午前4時15分頃に開始。5km、10km、21.1kmの各カテゴリーにおよそ2万人以上が参加した。今回の事故は、2024年12月のスタンダードチャータード・シンガポールマラソンでのランナー死亡事故に続くものであり、過去にも2014年の2XUコンプレッションランにおいて、45歳の参加者が倒れ病院で死亡した事例がある。