2025年4月23日
シンガポール行き機内で客室乗務員にわいせつ行為、20歳の男を起訴へ
インド国籍の20歳の男が、シンガポール行きの航空機内で発生したわいせつ事件に関与したとして、4月22日に起訴される見通しである。
事件は2月28日午後12時5分に発生。28歳の女性客室乗務員が、女性乗客をトイレに案内中に床に落ちたティッシュを拾おうと身をかがめた際、男が背後から彼女を掴み、無理やりトイレ内に押し込もうとしたという。目撃していた女性乗客がすぐに介入し、乗務員を助け出した。
事態は客室責任者に報告され、航空機がチャンギ空港に到着後、空港警察部門の警官により男は逮捕された。警察は航空会社名を明かしていないが、男には「わいせつ目的による暴行」の罪が科される予定であり、有罪となれば最長3年の禁錮、罰金、鞭打ち、あるいはその併科が科される可能性がある。
空港警察部門のM・マラティ警視は「客室乗務員は全乗客の安全と安心を守る専門職であり、こうした行為を非常に重く見ている。警察は機内での性犯罪に対して引き続き厳格に対処していく」と声明を発表した。