シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP4月下旬まで蒸し暑い日と雷雨が続く見込み、気象局が予報

社会

2025年4月17日

4月下旬まで蒸し暑い日と雷雨が続く見込み、気象局が予報

 シンガポール気象庁(MSS)は4月16日、月末までの気象見通しを発表し、午後を中心に短時間の雷雨と蒸し暑い日が続くと予報した。多くの日で最高気温は33〜34度、特に暑い日は35度前後に達する見込みである。
 
 一部の日には雷雨が夕方まで続く可能性があり、スーマトラ・スクォールと呼ばれる突風を伴う広範囲な雷雨が未明から朝にかけて発生することもある。4月前半には連日のように雨が降り、13日にはユシュン・リング・ロード周辺で117mmの降水量が記録され、今月前半で最も多い雨量となった。
 
 それにもかかわらず、4月上旬の15日間のうち9日間は34度以上の気温を観測し、12日にはパヤ・レバで36.2度と今月最高気温を記録した。ちなみに、シンガポールの史上最高気温は2023年5月13日にアン・モ・キオで記録された37度である。
 
 降水量については、島内の大部分で平均を上回る傾向が見られ、ユオ・チュー・カン・ロード周辺では平年の217%の雨量となった一方、クランジ貯水池周辺では9%下回った。気象局は今後も暑さと雷雨の両方に注意を呼びかけている。

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