2024年12月10日
プーケットでマッサージ後にシンガポール人男性が死亡
タイのプーケットで12月7日、シンガポール人の52歳男性がマッサージを受けた後に死亡した。
地元メディアによると、男性はパトンビーチのマッサージ店で45分間のオイルマッサージを受けた直後に体調を崩したという。現場に駆けつけたパトン警察署のチャレムチャイ・ヘンサワット署長によれば、男性は施術中に居眠りをし、いびきをかく様子も見られたが、その後、苦しみ始め意識を失った。マッサージ店のスタッフが蘇生を試みたものの、回復には至らなかったとされる。
男性の妻は警察に対し、夫がマッサージ前にビールを飲んでいたこと、また普段から座りがちな生活をしていたため、事件性は疑っていないと述べた。彼女は宗教儀式のために遺体を持ち帰る意向を示し、解剖は行われなかった。
なお、この週にはタイ北東部ウドンタニ県でも、女性歌手が首のマッサージを受けた後に死亡する事件が報告されており、マッサージ施術に関連する安全性への関心が高まっている。