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社会

2024年11月18日

セントーサに新たな豪華ホテル

 2030年に向け、セントーサは緑豊かな建物群と光の列柱で変貌を遂げる。リゾート・ワールド・セントーサ(RWS)が11月15日に着工した68億Sドル規模のプロジェクトには、88mの体験型「山道」や新しいウォーターフロントライフスタイル複合施設が含まれる。
 
 このプロジェクトでは、既存の6つのホテルに加え、700室を備えた2つの新しいホテルが登場。RWS全体の面積が約50%増加し、約16万4,000㎡の新たなフロア面積が追加されるという。
 
 また、非ゲーミングアトラクションの第一フェーズとして、2025年初頭に「ミニオンランド」、そして3倍の規模を持つ新しい「シンガポール・オーシャンアリウム」が開設予定である。
 
 RWSの新開発には、低炭素コンクリートを使用し、年間1万5,000戸のHDB住宅を1年間稼働させるのと同等の二酸化炭素削減効果が見込まれている。新しいウォーターフロントには、ロンドンのヘザーウィック・スタジオ設計の88m高の光の彫刻が設置され、夜間にはライトショーも楽しめる。
 
 シンガポール通産省(MTI)のタン国務大臣は、今回の拡張により「シンガポールの観光業が一層活性化する」と期待を寄せている。

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